結婚式のNGを理解しておく

当日会場に着いたらまず式場の雰囲気や他の列席者の年代や層をきちんと確認してください。式場が広く厳かである、新しくおしゃれで洗練されている、小さめでアットホームな雰囲気、年齢が近い人の方が多い、年配の方の方が多い、友人が多い、同じ会社で更に同僚ばかり..など。

見て、感じてみてはじめてわかるのが結婚式の空気です。この空気を自分勝手な都合で壊さず、円滑に対応するためにじっくり観察をしておきましょう。 友人や同僚が同席する場合には、内輪話などで少数グループを置いてきぼりにせずに一緒に新郎新婦2人を祝福する空気を作りましょう。顔の知った友人が9割だったとしても、残りの1割は少数派などではなく新郎新婦にとってはとっても大切なゲストなのです。

また、スピーチを頼まれ緊張していて景気づけに飲んだり、手持ちぶさたからグイグイ飲んだり。結婚式の空気に飲まれてお酒を飲み過ぎる方が結構いらっしゃいます。
寝てしまったり、周囲に絡む程度ならまだいいのですが新郎新婦に絡みはじめたり、大声をあげたり、ひどいと外に連れ出されることもあります。

酔いがさめた後のあなたに記憶は無いかもしれませんが、大切に作り上げてきた式を台無しにされた新郎新婦は孫の代まで語り継がせます。あまりお酒に強くない方は、乾杯で口を少しつけた後はお茶や水にしましょう

他にも、車で来られてる人にはお酒を勧めるのを控えたり。厳かな式・披露宴の空気なのに、事前の打ち合わせ通りだからと赤ふんどしでテーブルを練り歩くパフォーマンスを強行したり…。主役は新郎新婦で、2人にとっては一生の思い出に残りやり直すことのできない(しかも数百万円かかっている)大切なイベントです。個人的な感情を優先して無理をするのではなく、新郎新婦が式を通じて表現したい「自分らしさ」を見る観客として参加する気持ちが大切なのだと私は思います。